【2/2】嫁上司「お前の嫁と観光して、いい雰囲気になったからキス…」俺はクビ覚悟で上司に手を上げた!

501: カチムカ山の名無しさん 2014/10/08(水)12:57:40 ID:
501: カチムカ山の名無しさん 2014/10/08(水)12:57:40 ID: 未だに自分が狭量だったのか否か判断に迷う話...

未だに自分が狭量だったのか否か判断に迷う話なのだが、人生で初めてキレた話をしてみたいと思う。
俺は小さい頃から喧嘩すらした覚えがない。
喜怒哀楽の怒の部分が欠落している人間だと自認してたんだ。
でもだから余計に始末に悪かったのかもしれない。
加減を知らないおかげで嫁にも会社にも大変な気苦労かけさせてしまった。

嫁と俺とは見合い結婚だった。

引用元: ・ 今までにあった修羅場を語れ【その5】

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: カチムカ山の名無しさん 2014/10/08(水)12:57:40 ID:

母と嫁母は同じコーラスグループに所属していてガーデニングを披露し合う仲だ。
だから嫁と知り合う前から彼女の母親とは顔見知りだった。
娘さんが俺の勤務する会社の本社に勤めていることも何かの機会に伝え聞かされていた。

母からその友達の娘さんと会ってみないかと言われたのは妹が出産した直後のことだった。
要するに妹が結婚出産したのに未だに女の気配がない長男(俺)の事が気がかりという事だったんだろう。
あからさまな直球勝負を挑むところがいかにも母親らしいと言われれば母親らしいが俺にだってプライドぐらいある。

http://kachimukayama.com/?p=65973

516: カチムカ山の名無しさん 2014/10/08(水)13:02:52 ID:

嫁の具合が悪くて実家に息子を預けていたこともあり、電話で事の顛末を両親に話した。
最初に電話に出た父は、今にして思えば随分とトントン拍子に事(結婚)が進むなと思っていたと言われた。
どうやら俺と同じ違和感を父も感じていたらしい。
母からは、二人の事だから二人で決めてくれと言われた。
ただ子供の事を第一に考えてあげてくれと言われた。
それは親権を手放せということなのかと俺が言うと、母は泣きそうになったのか声を詰まらせていた。
悪いことをした。

一人で寝床に入ると暗闇の中であの日の事を思い出した。
玄関先で慌てふためく母親を心配そうに見送る息子の事を思い出した。
俺たちの心配をよそに嫁が上司とデートしているシーンが浮かんだ。
家族だけがが占有していたはずの優しい笑顔が実は他人に向けられていた事を考えた。
何だか胸がギュッと締め付けられる気がした。
それから嫁と上司のキスシーンを回想した。
細身な嫁の体を上司が抱き寄せるシーンが頭に思い浮かんだ。
凄く惨めな気持ちになった。
自分が虫けらの様な存在価値にさえ思えた。
頬の痛みが消えず、起き出して鏡を見た。
眼が腫れて痣だらけの無様な自分が映ってた。
バカか?、お前なんか好きになる女いるわけないだろう、と独り言を呟いた。
アイスノンを頬に当てながら寝たが結局悶々として一睡も出来なかった。

翌日出勤前に俺の上司から電話が入った。
本社へ直行せよとの事だった。
本社へ行くと痣だらけの俺を皆が遠巻きにジロジロと覗き見た。
既に会社中に噂が流れてる事が分かった。
相手が次期社長候補だけに騒ぎが大きくなるのは当然だった。
B君とC君が駆け寄って来た。
C君にすいませんと何度も笑って答えた。
B君が、あいつ更迭になるみたいですよと言った。
じゃ、次は俺の番だなと自嘲気味に笑った。
二人はまさかという顔をしていた。
正直、どうでもよかった。

517: カチムカ山の名無しさん 2014/10/08(水)13:03:07 ID:

指示通りに応接室に行くと専務と常務が待ち構えていた。
とりあえず、一連の騒動について詫びを入れた。
そんなことより、この先どうするつもりなのか尋ねられた。
離婚の方向で話が進んでいると答えた。
途端に二人は険しい表情になった。
再構築なら俺を本社に迎える用意があると言われた。
しかし離婚なら嫁もペナルティをを免れないだろうと言われた。
離婚回避なら、嫁は不問になるんですか?と聞いた。
俺がそれを望むなら、その線で検討してもいいと言われた。
暴力沙汰を起こした当事者(俺)が何でそんな厚遇を受けるのか疑問を持った。
事情がどうでも殴った相手が次期社長候補なら自分にも何らかの処分が下されるだろうと覚悟していただけに拍子抜けした。
いずれにせよもう少し時間をおくという事で話は収まった。

帰り際にAさんとB君に呼び止められた。
例の喫茶店で少し話した。
婚前から嫁と上司の関係を疑う人は少なからずいたのだとAさんが教えてくれた。
二人が営業先から会社に戻らず直帰が多かったたり、確信ではないけど、ただならぬ気配を感じていたとAさんは言っていた。
B君は復帰後は完全に(嫁と上司は)切れてると思っていたらしい。
訳あり物件だったんだねと俺が言うと
訳ありじゃなきゃあのレベルの物件は市場に出回らないわよと言われた。
その通りだと思った。
俺がうかつだったんだ。

518: カチムカ山の名無しさん 2014/10/08(水)13:03:26 ID:

社長候補の妾だから手を出せない雰囲気だったという事か、と俺が言うと、妾とまでは思ってないけど手を出し難い雰囲気はあったと思うとB君が正直に答えてくれた。
俺への厚遇提示はどうやら(慰安旅行に)同行していたクライアントのお偉いさんからの進言らしかった。
Aさんが常務に事情説明していたときに、えらく俺に同情してくれていたらしい。
何でもその人も平社員時に上司に付き合っていた彼女を奪われた経験があるそうだ。

結局、向こうの両親が介入してきて俺の両親の帯同も余儀なくされた。
嫁は断固として別れないの一点張りだった。
実は俺は少し悩んでいた。
やはり息子はまだ母親から離すのは早すぎるかもしれないと感じだしていた。
小4にもなると具体的な説明がなくとも子供なりに何となくなにがあったのか察するようで、嫁が何で家に帰ってこないのかあえて追求してこなかった。
嫁がいたときは賑やかだった居間が静まり返り、息子は自室に閉じこもってゲームと漫画で孤独を紛らわしているように見えた。
俺が率先して話しかけようとしても、必要以上に話してこようとはしなかった。
俺には必要なくても息子には嫁が必要なのかもしれないと感じはじめていた。

しかし俺がそれを切り出す前に義母から離婚になれば必然的に親権はこっちに来ると言われた。
気持ちが一気に冷えた。
場の空気も一気に凍りついた。
稼ぎもある、虐待をしていた訳でもない、俺は全てを失うのかと思った。
結婚してからの10年は徒労でしかなかったのかと酷く落胆した。
凄く惨めだった。

519: カチムカ山の名無しさん 2014/10/08(水)13:03:41 ID:

向こうは一人娘、姓を継ぐ長男は喉から手が出るほど欲しいだろう。
結局俺はその手伝いをしただけの10年だったのかと思った。
義母にしてみれば嫁上司グッジョブといったところだろう。
しかしこっちにもプライドがあった。
司法がそう裁くならしかたありませんねと強がった。
もう後に引けなかった。
義母は不適な笑みを漏らした。
よっしゃ!という声が聞こえてきそうだった。
義父は同性という事もあり、俺の心情を慮ってか仏頂面を崩さなかった。
そこで母が「でも嫁子ちゃんは別れたくないんじゃないの?」と反撃に出た。
義母が「でも俺男さんの気持ちが固まってるようだから」と言い返した。
俺たちのせいで二人の友情関係にヒビが入ってしまったと感じた。
そしたら嫁が「お母さんは黙ってて」と言ったんだ。
義母はちょっと驚いた表情を見せながら「でもしょうがないでしょう?」と言った。
「仲裁に入ってくれると言ったから来て貰ったの、邪魔するなら出てって」と嫁が静かに言った。
義母がまだ何か言おうとするのを義父が「おまえは黙ってなさい」と嗜めた。
結局義父の、もう少し時間をおいてから決断を下すという提案でその場は収まった。
息子とは週末に面会という事で話はまとまった。

帰ってから俺なりに親権についても調べてみた。
たとえ嫁が専業だったとしても殆どのケースは母方に行くようになっていることを知った。
母親のDVで親権を取るのも至難の技だと知った。
DVを受ける子供ほど母親への依存心が強くなるらしい。
だから母親が育児放棄でDVだから父親になつくなんてのも嘘だと知った。
ネットでもてはやされてる逆襲話は殆どおとぎ話だという現実を知った。
冷静に考えてみれば男女の自殺率や平均寿命をみても女のほうが男より遥かに強い生き物だ。
憂き目をみる殆どのケースは男と決まっている。
だからこそおとぎ話が持て囃されるのだろう。
つくずく男は悲しい生き物だなと思った。

520: カチムカ山の名無しさん 2014/10/08(水)13:04:12 ID:

週末約束とおり、嫁に息子を会わせた。
せっかくだから海に連れていった。
嫁は親権の話を一言も出さなかった。
子供でもちゃんと空気を察する様で、嫁と俺を仲直りさせるように必死に語りかけてきた。
健気だなと思った。
俺たちは以前の様な仲のいい夫婦を装った。
無邪気に波と戯れる息子を見つめる嫁の横顔を見た。
子煩悩な優しい母親の横顔だった。
やはり息子にとって必要なのは俺ではなく嫁なのだろうという思いが確信になりつつあった。
息子の気持ちを最優先で考えてあげなさいと言った母の言葉の重要性を理解した。
これ以上俺のエゴを通してはいけないと思い至った。
生きることは苦行だと思った。

俺はゆっくり砂浜に腰を下ろした。
そのままそこに横たわり、両手を広げて大の字になった。
静かに目を瞑った。
そうすれば大地と一体化して嫌なこと辛いこと全部忘れられる様な気がした。
しばらくそうして波の音を聞いていた。
息子が俺の胸に二つの砂山をこしらえて「おっぱい!」と言ってはしゃいだ。
俺は笑ってそのまま息子に埋め立てられていくのを見てた。

お別れの時間がきた。
あれほど無邪気に遊んでた息子が泣き出した。
やっぱり無邪気なふりを演じてたんだと分かった。
嫁は困った顔をして「また日曜日に会えるんだから」と息子を諭していた。
息子は、やだやだ!と泣きながら嫁に縋りついた。
嫁も、ごめんねと言いながら泣いていた。
不覚にももらい泣きしそうになった。
いっときの感情の波に押し流されないように、何度も嫁と上司のキスシーンを回想しようと試みたが無駄だった。
目の前のむせび泣く母子の光景にわだかまっていた気持ちが急速に萎えていった。
嫁がやっとの思い出縋る息子から離れた。
捨て犬の様なションボリした表情で嫁が俺を見た。

521: カチムカ山の名無しさん 2014/10/08(水)13:04:27 ID:

「分かったよ」
という言葉が思わず俺の口から漏た。
嫁が「え?」と聞き返した。
「子供には俺じゃなく君が必要だってことがよくわかった」
と言いながら、息子の口数が減って自室でゲームと漫画ばかり読んでる状況を正直に話した。
嫁は黙って俺の話を聞いていた。
「親権は譲るよ、当然養育費も払う、それでいいだろ?」
と言いながら「何だかこれじゃ俺の方がペナルティだな」と付け加えて、思わず笑ってしまった。

嫁が、お腹の調子が悪いって言ってたのは実は嘘だと告白したのはこの時だ。
二人目を授かったという。
正に青天の霹靂の告白だった。
「俺の子?」
思わず俺は聞いてしまった。
「身に覚えあるでしょ」と嫁、さすがにキッとなって俺を睨んだ。
それは上司にもあるんじゃないのかと俺が食い下がると、疑うんなら調べても良いと言われた。
「100%俺の子だけど」と言い切る自信に満ちた表情からその疑念は払拭された。
嫁は「何か勘違いしてる様だけど」と言いながら、上司との体の関係は一度もない事を強調した。
「ディープキスはしたけど?」
「すいません」

嫁は「お母さん頑張って!」の留守電を聞いてからの自分は別人だと何度も熱弁をふるった。
「じゃ、留守電がなかったらどうなってたんだろうな?」
の一言に嫁は沈黙した。

522: カチムカ山の名無しさん 2014/10/08(水)13:04:46 ID:

「お母さんを許してあげて」と息子に言われてハッと我に返った。
息子の存在をすっかり忘れて話していた事に気づいた。
しばらく気まずい時間が流れた。

熟考した後、とりあえず子供がちゃんと育つまで同居って事でどうだ…という折中案を切り出した。
言いかける俺の言葉を遮って、「ほんと!?本当に!?」とさっきまでの沈んだ声から一転歓喜の声をあげた。
「だからあくまで同居って事でいいなら…」
「息子ちゃん!お母さんお家に帰って来ても良いって!」って、嫁が息子の手を取ってはしゃぎだした。
女の切り替えの早さ恐るべしだ。
俺の「いや、まだ許したってわけじゃ」って言葉なんかぜんっぜん聞く耳持たず、こうしちゃいられないって感じで義母に電話かけはじめた。
「あ、お母さん?俺さんが帰ってきていいって!」って、呆気にとられる俺をよそに
「そ~許してくれるって!」って嫁、矢継ぎ早に話しながら小躍りした。
ていうか許すなんて一言もいってないんだが…
「だからもう今日そっち帰らないから荷物送っといて!ごめんね!荷物着払いで良いからね!」
って、しかもきょうから戻るつもりなのかよと…

嫁、帰りの車に乗るまで俺の片腕にギュッとしがみついて離さなかった。
表情覗き込んだらまた口尖らせて怒ったような顔つきしてた。
彼女なりに必死なんだという事だけは分かった。
「訳あり物件」
「え?」
「君のあだ名」
嫁、あからさまに悲しい顔になった。
「でも、あなたが改修工事して直してくれたの、もう訳ありじゃない」
「上司とのこと、お義父さんとお義母さんも知ってたんだろう?」
「相手の事までは知らなかったと思うけど、道ならぬ恋をしていたのは察してたと思う」
嫁は、今じゃ何であんなに入れあげてたのか全然思い出せないと言った。
俺は、今でもあの日の事を思い出すと眠れないと言った。
嫁は謝りながら、今は7年の実績だけどこれから一生かけてあの頃の、のぼせた私と別人だと証明してみせると言った。

523: カチムカ山の名無しさん 2014/10/08(水)13:05:01 ID:

女は切り替えが早い。
男みたいにセンチメンタルに過去を引きずったりしない生き物だ。
俺が嫁と分かれれば嫁はきっといつか誰かと一緒になるだろう。
そこで今回のことを教訓としてそれなりの幸せな家庭を構築していくはずだ。
指をくわえてそれを眺めているよりは、貸しを作って再構築する方が懸命だと判断した。

嫁上司から書面で謝罪を受けた。
何度も書き直して、最終的に本音を書こうと決断したという冒頭から文章は始まった。
自分が既婚でなければ、もっと早くに彼女と出会っていれば、自分のものになったのにという募る思いが、酔った勢いで出てしまったのだと思うと書いてあった。
それは俺はもちろん女房子供にも酷い裏切り行為だった、自分の至らなさを痛感しているというような内容だった。
仕事では自分をコントロールできるのに恋愛ではまるで制御できず、嫁が夢にまで出る有様だったから、いつか醜態を晒すのではと自分でも危惧していたらしい。
最後に嫁が二児目を懐妊したことで俺へのジェラシーが、ああいう形で出てしまったのかもしれないと綴ってあった。
俺は慌てて嫁を見た。
嫁は俯きながら、俺には安定期に入ったら言うつもりだったと言った。
何で上司に先に言うんだ!と怒った。
二人育てるためにはギリギリまで働き続けたいと思っていたけど、俺が心配して辞めさせると思ったらしい。
上司には退社の時期と復帰の時期を相談するために早めに懐妊を告げる必要があったと言われた。
まだ面白くない俺は、
「本当に俺の子なんだろうな?」と意地悪を言った。
「だから調べてもいいって言ってるでしょっ」
と言ってまたドンドン!と地団駄踏んだ。
どうやら嫁は一連の騒動で怒の感情が覚醒してしまったらしい。
「検査したって良いよべつに、本当にあなたの子だもん」
と言いながら嫁は膨れっ面して俺を睨んだ。
俺は「分かったよ」と言うしかなかった。

524: カチムカ山の名無しさん 2014/10/08(水)13:05:42 ID:

嫁上司は結局、地方支社の役員に天下った。
見下していた地方支社勤めに自分がなり、俺が本社勤めになるとは何とも皮肉な結果だ。
嫁の話だと上司家族は帯同しないらしい。
旦那思いの奥さんらしいから帯同しないのは間違いなく今回の件が関係してるだろうと言っていた。
嫁が自分のせいだと言って落ち込んでるから、上司に同情してるのかと言ったら、違う違う!奥さんとお子さんによ!って本気で怒られた。

正直、今でも離婚まで考えるべきだったのか否か自分でも判断できずにいる。

525: カチムカ山の名無しさん 2014/10/08(水)14:55:01 ID:
長すぎるにも程があるわ

526: カチムカ山の名無しさん 2014/10/08(水)15:12:45 ID:
誰か短く要約してくれw
ダラダラと長すぎて読む気にならねーよ…

528: カチムカ山の名無しさん 2014/10/08(水)18:08:40 ID:

要約
至って普通の俺が不釣り合いな嫁を貰った。
円満に生活してたが嫁会社側の慰安旅行に招待された。
行った先で嫁上司と酒を飲む。
酔った弾みに上司と嫁のラブロマンス暴露される。
離婚寸前まで行ったが再構築中。

こう言う事か。

529: カチムカ山の名無しさん 2014/10/08(水)18:30:12 ID:
>>528
最後まで読んだのか。すげえな。
2chでこんな長文読む気しない。会話もなんか昭和。

530: カチムカ山の名無しさん 2014/10/08(水)18:42:48 ID:
意外と読みやすかったよ
でもまあ正直言って1レスで済むと思う

531: カチムカ山の名無しさん 2014/10/08(水)18:45:49 ID:
>>529
普段から京極の小説を読み漁ってる故、長文には耐性があるのかも知れない。
こう言う所の長文読むのは別に苦ではないのだけど、書き手も少し添削して極力短く書く努力はして欲しい。とは思うかな。
他の読み手には苦痛だったりするだろうからね。

コメント

  1. カチムカ山の名無しさん より:

    こんな嫁いらんだろ